50代女性「入れ歯が痛い・噛めるようになりたい」「子供の結婚式に間に合うように綺麗な歯並びにしたい」精密な入れ歯で治療した症例

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治療前


治療後

ご相談内容 入れ歯が痛い
ちゃんと噛めるようになりたい
子供の結婚式に間に合うように綺麗な歯並びにしたい
診断結果 歯周病が進行している。(歯茎が腫れて、歯も揺れている)
上の義歯は不適合で下の奥歯はないため物を噛むことができない
治療内容 歯周病が進行している歯は抜歯を行い、同日に即時義歯(歯のある状態で型取りをする適合がルーズな入れ歯)を入れる。
抜歯した傷が治るまでに残った歯の治療を行う。
準備が整ったら精密な型取り(シリコーン印象材)を何度か行い上顎は総義歯、下顎はレジリエンツテレスコープデンチャーを作成した。
治療期間 7ヶ月
費用 90万円(税別) 上下の入れ歯と下の歯の金属のキャップ
治療のリスク 残った歯は長期的に見ると抜くことになるかもしれません
しかしその後も入れ歯は簡単な修理でずっと使用することができます

初診時(義歯を外した状態)

最初の上の入れ歯の型取り

個人トレーというオーダーメイドの型取りのトレーを用いて筋肉の動きなどを記録して精密な型取りを行う

下の残った歯の型取り

下の入れ歯がより安定するように内冠という被せ物を作成する必要があります。
そのための型取りを行います

コピーデンチャーの型取り

歯を抜いた日に作成した即時義歯(仮歯)を使いやすいように調整しました
即時義歯(仮歯)の時点で患者さんに満足していただいていたので最終的な入れ歯も即時義歯と同じ形にするために複製品を作りました

コピーデンチャー

即時義歯(仮歯)の複製品であるコピーデンチャーを最終的な入れ歯の型取りの道具として使用します

下の入れ歯の型取り

コピーデンチャーで下の入れ歯の型取りをします

咬座印象

最後に噛み合わせと型取りを精密に微修正するために咬座印象という特殊な型取りを行います

最終的な入れ歯

精密な型取りを繰り返したため調整は全く行わないでお持ち帰りしてもらうことができました

治療終了後の入れ歯を外した状態

残った歯には金属の内冠というものが入っています
入れ歯の内側には外冠というものが入ります
内冠がオスで外冠がメスになり入れ歯と歯が嵌合して外れにくいようになっています

入れ歯のセット当日

最終的な入れ歯ができた日は外冠のところに穴が空いています
初日は穴が空いたままで使用してもらい痛いところができないかなどを確認させていただきます

入れ歯のセットから2回目

使用してもらって何も問題がなかったため外冠の内側にレジンを流してしっかり適合させます
これをセトリングと呼びます
この処置をすると下の入れ歯の安定がかなり増してなかなか外れないでしっかり噛めるものになります

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